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脳みそパーにも程がある [     ・仲良し3家族]

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2人をからかう度胸のある子はいなかった。

(小学生してるとなりのことかず兄)














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仲良し3家族










となりのこの妹さんは小学6年生になってから
となりのこが入院しちゃったから
となりのこのお母さんが夜勤の日に
再び(となりのこが高学年になったとき史上最悪の担任のこともあり泊まりに行くことを途中からやめている。)
一人でかず兄とたっちゃん家に泊まりに行くようになった。


となりのこの妹さんとたっちゃんの関係は
小学生にとって恰好のからかいネタ。

となりのこの妹さんは学校でたっちゃんのことを「たっちゃん」って呼ぶけど
たっちゃんは「チョッチョ」って呼ばないで名前を呼び捨てにする。

となりのこの妹さんとたっちゃんは学校では話したり遊んだりあんまりしない。
ミニバス(ミニバスケットボール部)仲間を除くと
友達層が全然違うから自然とそうなる。

でも わざとよそよそしくしてるんじゃないかとか
勘繰る子たちもいる。

となりのこの妹さんとたっちゃんとスゥゴク仲のいいミニバス仲間は
2人のことをからかうときがあるけれど
それはとなりのこの妹さんとたっちゃんも楽しんでる範囲でのこと。

となりのこの妹さんとたっちゃんが不愉快になることは言わない。

他のクラスメートに関しては
男子はたっちゃんのお兄ちゃんのかず兄が怖くてからかえない。
女子のほとんども事情を理解しているからからかわない。

でも ある女子グループは
となりのこの妹さんに向かって
となりのこの妹さんが言われたくないことを平気で言う。


スゥゴク悪意をもって。


たっちゃんには言わない。


この女子グループのリーダーはバレエ習ってる。

「スゥゴク腹立つバレリーナ」は
バレエの発表会になるとチケットを売りまくる。

となりのこの妹さんはとなりのこのお母さんが見に行きたがるから
毎年 となりのこの分ととなりのこのお母さんの分と自分の分のチケットを3枚買う。

となりのこはそんな奴のチケットなんか買うなってとなりのこの妹さんを叱り飛ばす。


でも となりのこの妹さんは自分のお母さんに逆らうことができない。


仕方なく となりのこは
お母さんに妹が「陰湿な言葉いじめ」されてることを話し
そんな奴の発表会なんか見る価値ないと言う。

となりのこのお母さんは
「芸術に子どもの喧嘩を持ち込まないでちょうだい。
あなた方が見に行かなくても私は見に行きますから。」
って子どもの事情を理解しようとしない。
 

大人から見れば些細なこと
大人から見ればただの「子どもの喧嘩」
それでおしまい。


となりのこの妹さんは争いごとを極端に嫌う。

スゥゴク嫌なことを言われても
「そんなことあるわけないじゃん。」って言って笑って済ます。


でもね 

Mっちゃんはとなりのこの妹さんが「気にしてない振り」をしていることを知っている。


ときどき となりのこの妹さんがたっちゃんに
「たっちゃん 私のことで何か嫌なこと言われてない?」って
心配そうに聞くことを知っている。

となりのこの妹さんとたっちゃんが
史上最悪の担任(となりのことかず兄の小学5,6年のときの担任をしていた男性教師)から
しつこく「変な」質問され続けていた時期に
「たっちゃん 私のせいでこんなことになっちゃってごめんね。」って
となりのこの妹さんがたっちゃんに謝ったのを知っている。


謝りながら泣き出したことも。


だから Mっちゃんはスゥゴク腹立つバレリーナの言動が許せない。

スゥゴク腹立つバレリーナ集団に出くわすと
Mっちゃんは「チョッチョ 行こ。」って言って
となりのこの妹さんの腕を引っ張る。

となりのこの妹さんは曖昧に困った顔でMっちゃんに引きずられて行く。


となりのこの妹さんとたっちゃんとMっちゃんは小学6年生だから修学旅行がある。

となりのこの妹さんとMっちゃんは修学旅行のアルバム委員会のメンバー。
スゥゴク腹立つバレリーナとその取り巻き2人もメンバー。

アルバム委員が集まっておしゃべりしているとき
「入浴」の話題になる。

スゥゴク腹立つバレリーナが
「Nちゃん(となりのこの妹のこと)はT君(たっちゃんのこと)と一緒に入ってるから混浴でも大丈夫よねぇ。」ってスゥゴク腹立つことを声を大にして言う。

となりのこの妹さんは曖昧に笑う。


ここで Mっちゃんがマジギレる。


スゥゴク腹立つバレリーナを思いっきり突き飛ばす。

背の順後ろから3番目と背が高いMっちゃんは
腰を折ってスゥゴク腹立つバレリーナを見下ろすと
「あんたさ 脳みそパーにも程があるんじゃない?」って静かに言う。

普段穏やかなMっちゃんが女子を突き飛ばし
しかもその女子を「あんた」呼ばわりしたため
男子も女子もビビッて静まり返る。

ビビるみんなを横に
「謝りなよ。」ってMっちゃんは続ける。

スゥゴク腹立つバレリーナはメソメソ泣き始める。

となりのこの妹さんは「Mっちゃん もういいよ。悪気があったわけじゃないし。」って
Mっちゃんの腕をつかむ。

「チョッチョがよくても『私は』許さない。」ってMっちゃんは引かない。

スゥゴク腹立つバレリーナがメソメソ泣き続けても
Mっちゃんは謝るのを待ち続ける。

誰も口を挟めない。

メソメソ泣いてもどうしようもないとようやく悟ったスゥゴク腹立つバレリーナは
「Nちゃん(となりのこの妹のこと)ごめん。」と小声で謝る。

となりのこの妹さんが「いいよ 別に。」って言おうとしたのを
Mっちゃんは「じゃあ 続きに戻ろうっ。」って言って遮って
普段通りの穏やかな顔でアルバムに関する話題をし始める。


で このスゥゴク腹立つバレリーナ
反省するどころか Mっちゃんについても
二重人格だなんだと陰口をたたくようになったんだそうよ。

今年もスゥゴク腹立つバレリーナがチケットを売りまくる時期になったんだけど
今回は自分のお母さんに何と言われようととなりのこの妹さんは 

チケット断固お断り。












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宙を舞う彼女は群を抜いている。

(スゥゴク腹立つバレリーナ)

















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曖昧さを許さないとなりのこ

(となりのこ)





















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たっちゃん いつも笑い飛ばしてくれてありがとう。

(たっちゃん)
















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Mっちゃん あのときメチャメチャ嬉しかった。

(Mっちゃん)




















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こだまちゃん 大好き。

(こだまちゃん)



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